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自己紹介


自己紹介&ご挨拶
やどを開業するまで。
当ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2021/08に開業した 【やどや あみ住】支配人の佐々木と申します。
ましてや、数ヶ月前まで全く違う職業を目指していました。
よく勘違いされますが、私は旅館経営者の跡取りではありません。
そんな私がなぜ旅館を経営することにしたのかまとめてみたいと思います。

宿を運営する一番のきっかけになったのは、新型コロナウイルスです。
大学生活最後の1年間を、新型コロナウイルスの影響で実家で過ごしていました。
そこで、地元の現状を知ることになったのです。
私の地元は、江戸時代には東海道五十三次の宿場町の1つとして、多くの方で賑わっておりました。
また、漁業の街としても知られ、【うなぎ】や【しらす】、【牡蠣】、【のり】、【ふぐ】など多種多様な海産物場水揚げされています。


最近ではキャンプマンガ『ゆるキャン』の作中にも登場していましたので、そちらで知っている方もいらっしゃるかもしれません。

活気があった町も、ここ最近は高齢化が急速に進行し、後継者不足も深刻化していました。
そして、コロナウイルスの蔓延がその状況にとどめをさす形となり、歴史あるホテルや飲食店が次々と廃業・休業に追い込まれていきました。
自分が慣れ親しんだ場から一つの産業が消滅する危機に瀕し、骨抜きになっていく過程をみるのは、いたたまれないものがありました。
「なにか自分にできることはないか。」
できることをずっと探していました。
そんなとき、耳に入ってきたのが、地元の旅館の経営の話でした。
この旅館の歴史は古く、多くの観光客や地元の方に愛されていましたが、運営者が亡くなったあとはコロナの影響もあり廃業したままとなっていました。今回、この旅館を再開させることとなりました。

小さい頃から、この街が私の生活の場で、遊び場で、全てでした。
しらす干し工場でしらすが天日干しされている横を登下校し、
部活動の走り込みは学校から徒歩3分の海岸で、
嫌なことがあると、浜名湖を見てぼーっとする。
当たり前であったため、その事実に気づくことが出いませんでした。
今振り返ってみると、とっても豊かな時間だったと思いますが、当時はそれがあまりに
中学卒業から10年経って、まさか当時の遊び場が
仕事場になるなんて思ってもみませんでした。
その事実を心地よく、また嬉しく思います。

プロフィール
やどや あみ住支配人
佐々木涼悟
浜松市舞阪町出身。
1997年6月14日うまれ。
2021/03 大学卒業。
2021/08 やどや あみ住開業。
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